私は誰だ

永遠に守る、そう誓った

STR終盤 バーンウィッチについて。

ご覧いただきありがとうございます!ROGでヤバいカードが続々追加されて驚く毎日ですね。

最近はランクマッチではバーンウィッチを使っています。10数連勝をするデッキではありませんが、MPがかなり安定して増えるなぁと感じたデッキです。グラマス駆け込みの方や、1000位以内報酬まであと少し、という方がいればご覧いただきたく思います。

※注意点ですが、この記事はあくまでもランクマッチを対象とした記事で、Bo3における立ち位置の説明はしない記事であるという点についてご留意ください。もうこの環境でBo3ないけど!

もくじ

バーンWの優位点

ここでは目下大流行中のスペルWに対して、バーンWを使う優位性をいくつか挙げます。

1. ゲーム展開が比較的早い

MPを増やすためのランクマッチにおいて、1ゲームにかかる時間が短いのは圧倒的に優位性があると言えます。勝率66%程度だと、グラマスまでに必要な試合数がざっくり300戦。1ゲームが5分短いとすれば、1500分(=25時間)の短縮になります。すごい。

2. ゲームに勝てない時の手札がわかりやすい

7,8tには勝てそうな手札か、絶対に勝てない手札かが結構ハッキリしてきます、これはバーンWは手札を吐ききってゲームを終えることが多いからです。つまり勝てないゲームはサクッと諦めて次にいける=時間短縮ができるという事です。これは競技シーンとはちょっと考え方が違いますが、先に述べたとおり時間効率は大切で、早く盛るには絶対に勝てないゲームをダラダラ続けても意味がありません。

3. DBNのカードがない

これはスペルWにも共通ですが、DBNで落ちるカードがありません。次弾で純粋に強化されるだけのアーキタイプで、これは血統の王VやアグロVなどに対しても明確な優位点であると言えます。もちろん、これは次環境でバーンWやスペルWがTier1であると断言するものではありません。

4. 魔術の一撃を積める

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序盤の安定した3点除去をデッキに組み込めることで、アグロプランやボードでの押し切りに対し耐性が上がっています。

5. 有利対面の差

スペルWとバーンWでは相性が変化します。もっとも大きいところでは、

スペルWに対して

  • バーンW 微有利

ロイヤルに対して

  • スペルW 五分から有利
  • バーンW 五分から微有利

ネクロに対して

  • バーンW 微不利

スペルWを握る時と比べて、ロイヤルに対するガードが気持ち下がって、ミラーの相性が若干改善される印象です。また体力回復の多いネクロマンサーは、レディグレイに進化を切られるなどのドレインがかなり重くなってしまいます。ただ、これはロイヤルが少なく、スペルWが多い現ランクマッチ環境においてはそれなりに大きな影響があると思っています。

6. 結構楽しい

8tに真理の術式を4枚投げつけてWIN、みたいな爽快な展開がそこそこあります。楽しい。


これらの優位性が、ランクマッチでバーンWを推したい理由です。

デッキリスト

自分が現在ランクマッチで使っているリストを紹介します。もちろんこれが結論だ、などと言うつもりはありませんので一つのリストとして参考にしていただければと思います。

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  • ゴーレムの錬成 メカゴブリンも可。スペルブーストのタイミング、機械カードの価値、手札が溢れないか、などを検討した上で好みで選ぶのがよい。

  • 魔術の一撃 バーンWを支える強力なカード。土の印ソースとしても優秀。

  • エレノア 3t最強カードなので3。序盤の事故を緩和してくれることも含めて非常に価値の高いカード。そんなに進化を切りたいカードではないものの、美麗なる術式も強力なトークン。

  • ヴェスパー アクセラレートが主役。本体の4ppが絶妙に使いにくいものの、オリハルコンの価値を高めること、また1点を飛ばせることの価値が高いため採用。土を割るカードがオリハルコンのみなので、3枚は重いと判断し2。

  • テトラ 後手4tの最強カード。ソニック・フォーは安易に盤面に打つのではなく、顔を詰めるカードでもあることを意識するのが大切。6tの4,1,1,1の動きや、7tの4,2,1,1の動きでソニック・フォーを回収する動きも覚えておく。

  • オリハルコンゴーレム 1コストであり得んバリューを生み出すカード。本体のスタッツもヴィーラを上から踏めたり、大概のフォロワーに対して有利交換でき優秀。ビショップ・ネメシス対面は消滅されないよう、可能な限りアクセラレート中心に使えるように意識。

  • 真実の宣告 守護、回復が結構偉くて、ランクマッチに多い機械Vに対して1枚で詰ませられる可能性のある価値の高いカード。可能なら15ブースト以上くらいで使いたい。

  • マシンエンジェル ヴェスパーも採用していることで、スペルWよりもマシンエンジェルの価値は高い。また横並べは顔を詰めていきたいデッキにおいて優秀。

  • 炎の握撃 手札から打点が出るデッキで、ゲーム中に2枚使いたいと感じることが少ないので1枚減らしている。事故緩和でもある。メタ的な話をすると、筆者は結構握撃を減らしがち。

  • クラーク 土の供給+真理の術式の供給をしてくれるカード。アクセラレート土供給+アクセラレートオリハルコンの動きは頻発。

マリガン

ぶっちゃけよくわかってないです。

自分が上手いって言ってる訳ではないです() 今期に残された時間も少ないので小難しいことは考えずに手を動かしましょう。 一応自分がやっているマリガンを載せておくので、変なところがあれば教えてください。


  • エレノア

100%持つ。3tに置けば最強、事故緩和、後半引くと弱い、以上から持たない理由なし。2枚目は悩むけどエレノアに進化を切る動きは強くないので底に埋まってね〜と言いながら流すことが多め。

99.9%持つ、ロイヤル対面でオリハルコンゴーレムを持たなくても勝てそうな手札の時だけ流すことを検討(宣告、導き、エレノア、テトラ(後手)などのカードがバランス良く見えている場合のみ)するが大体持つ

  • 2コスト22相当(ゴーレムの錬成、マシンエンジェル)

2tは盤面にフォロワーを置きたいのでキープ。置いたフォロワーは盤面処理よりも顔を詰めに行くことを第一に考え始める

  • クラーク

ほぼ確定で流し。他のカードにスペルブーストを乗せて、デッキトップから3点が降ってくる方が嬉しい。

  • 真実の宣告

ほぼほぼ持ちたい。デッキに軽いカードが多く、無限スペブカードなので流したくない。2コストカードがない時は悩む。

  • マジックミサイル

ほぼ流し。マシンエンジェルが見えていればセットキープを検討してもよい(それでもほぼ返したい)

  • ヴェスパー

オリハルコンとセットキープ。それ以外は概ね流し

  • 握撃

確定流し。

  • 狂信者

手札と対面次第で悩む。エレノアや2の動きがあるなら持ってもいいかも。

  • テトラ

後手はキープ、先手は流しが基本。5tはオリハルコンを使いたい。

  • 知恵の光

運命、宣告とセットキープくらいのイメージ。

  • 魔術の一撃

後手キープ。先手でもオリハルコンがある+対面次第で悩む。

おわりに

以上です。今環境も残すところ数日ですが真理の術式を投げつけて楽しみましょう〜٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

鋼鉄の反逆者 事前評価振り返り。

アディショナル前のSTR環境、お疲れ様でした。 今期はミッドレンジロイヤルと聖獅子ビショップが猛威を振るった環境でした。どちらのデッキも高い練度が要求される難しいデッキでしたが、やり込みが結果に繋がる楽しい環境ではありました。

毎度恒例、今回も事前評価の振り返りをしていきます。基本駆け足でいきますが、立ち止まるべきところでは立ち止まっていきますのでお付き合いください。私の事前評価については以前書いた記事にありますので、よければこの記事を読む前にご覧ください。

鋼鉄の反逆者 事前評価。 - 私は誰だ

前提として、今回の僕の評価基準を再度記載しておきます。

  • 評価はS~Dの5段階評価。
  • 評価基準は、単体性能よりも次環境における採用度・影響を重視する(前記事を書いた段階なので、今環境を指しています)。ただし、飛び抜けて性能が高いカードについては備考するものとする。
  • 評価はクラス間で相対的なものとする。つまり、そのクラス( アーキタイプ )が次環境で弱い と予想する場合評価は相対的に低くなる。

もくじ

  • ニュートラ
  • エルフ
  • ロイヤル
  • ウィッチ
  • ドラゴン
  • ネクロマンサー
  • ヴァンパイア
  • ビショップ
  • ネメシス
  • おわりに

ニュートラ

概して「ヤバい!」みたいな評価をしたカードはなかったので良かったです。『マシンエンジェル』はさすがに強いやろ〜と思ってS評価にしていましたが、競技シーンではそもそも機械軸のデッキが少なく、採用は必然的に少なくなっていました。また進化軸の『至高の戦神・オーディン』はランクマッチでこそ機械Vをはじめとしたデッキで採用が多くみられていますが、環境が落ち着いてからは採用されるデッキは全くと言っていいほど無くなった印象です。 『火焔の軍神・ヤヴンハール』や『美食天使・エカテリーヌ』など、さすがにD評価は厳しすぎたかな〜、といったカードはありましたが総じて対局に影響はない、ということで大きく外したカードはなかったと思います。
機械タイプのカードはカードプールが増えると評価が変わるカードなので、次弾以降でどれくらい種類が追加されるかというのは今から楽しみです(気が早い)。

  • マシンエンジェル(S→B)
  • 火焔の軍神・ヤヴンハール(D→C)
  • 雷鳴の軍神・フニカル(D→C)
  • 美食天使・エカテリーヌ(D→C)

エルフ

機械エルフはやはりダメだった。。。性能の高いカードは多いけれどデッキにはならなそうだな、とどこかで思ってはいたものの案の定でした。そもそもこのクラスのカードの評価、一貫性がなくてあまりいい評価ができていなかったなぁとちょっと反省しています。『マシンランスエルフ』の評価が低いのに、『機械ミノムシ』とか『デュアルフェンサー・クリフト』の評価が高いのはあまり良くなかった気がします(評価基軸的な観点から)。『クイーンセイバー・シンシア』も単体性能は高かったですが、案の定デッキにならず。運営どうにかしてくれ。細かいところの評価はもっと下げたりしたいところですが、キリがないのでこのくらいで。

  • デュアルフェンサー・クリフト(S→D)
  • 機械ミノムシ(A→D)
  • クイーンセイバー・シンシア(B→C)

ロイヤル

『白刃の剣舞』C評価でした。悲しい…。それ以外は概ね悪くない評価だったと思います。ミッドレンジロイヤルがどう考えても強いのはわかっていた上で機械ロイヤルも匹敵するパワーがある、と思っていたので(今でも機械ロイヤルのパワー自体は高いと思っています)全体的には良かった。『グローリー・コア』の評価だけ過大評価気味でしたが、他は悪くないのでは。ロイヤル2本の持ち込みがしたかった…(と環境初期は思ってました 他のクラス意外と強かった)

  • 白刃の剣舞(C→S)
  • 純鉄の英雄・ヨハン(A→B)
  • グローリー・コア(B→D)


ウィッチ

カスカードばっかり押し付けんなよカス!と思っていた時期はありましたが想像していたよりはデッキになって驚きました。『ウィズダム・コア』、『蒼の反逆者・テトラ』が想像していたよりも破壊的なカードで、明確なフィニッシャーがあるわけではなく、20点をじわじわと削りきる玄人向け(風)のスペルウィッチは回していて結構楽しかったです。しかしドローに左右される感覚は大きくなっており、決して環境上位に入れるデッキではなかった印象です。そういう意味で、今回の事前評価の基軸で見ると大きく事故を起こした評価は結果的に少なかったのではないでしょうか。あとやっぱり『滅拳の魔女・マギサ』はカスだった。ALTのパックに入っていたのであれば、まだカードとして機能しただろうに…悲しき魔女の定めですね(適当)。ウィッチ好きなので、また強くなってほしいです。

ドラゴン

『アジ・ダハーカ』『竜剣の少女・アイラ』がいかに偉大なドラゴンだったか、ということを痛感させられた環境になりました。序盤からテンポムーブが強いクラスが多かった今環境において、ランプアップして序盤の盤面を放棄することになりがちなサタンドラゴンは立ち位置が苦しく、また疾走するタイプのドラゴンは『天空の覇者・フォルテ』程度のスタッツでは押し付けるに不十分、となりやすい印象でした。『ドラゴニック・コア』など単体は弱くないカードは多く配られたものの、もう一声、というクラスに止まってしまいました。また『フルメタルドラグーン・バイロン』はアンリミテッドのフェイスドラゴンには相当な強化となったものの、ローテーションでは今ひとつ活躍の場が見られませんでした。

ネクロマンサー

機械ネクロをRAGEに持ち込んでいたプロ選手もいた通り、案外機械ネクロが強いデッキとして機能していたようです。アーカスネクロは相変わらずそれなりに流行していましたが、環境初期に見られた『永遠の花嫁・セレス』はケアされると強くないシーンもあり次第に採用枚数が減っていき、最後は0になっている構築も少なくなかったように見えます。『死の夢の少女』は別に強くないやろ〜wと思っていましたがめっちゃ強かったです。単体性能が高いタイプのカードだったのでここの評価が低かったのは反省点。懸念点はありつつグールに対して高い評価をつけていましたが、懸念点の方が優っていた印象なので高く付けすぎだったなあと思います。全体的に微妙な評価だった。

  • 紫紺の抵抗者・エンネア(D→B)
  • 死の夢の少女(C→A)
  • カニカルゾンビ(D→C)
  • ゴーストライター(D→C)
  • グール(A→C)
  • ボーンドローン(B→C)

ヴァンパイア

機械ヴァンプカス!と思っていたのでそれ系のカード全ての評価を下げていましたが、案の定でした。とは言え、ランクマッチでの使用率はかなり高い点、思っていたよりはデッキとして完成されていた点で若干評価を上方修正しても良かったなぁとも思っています。『悪夢の始まり』は案の定強力なカードで、蝙蝠ヴァンパイアを再度競技シーンに引き戻したカードになりました。対して『魔眼の邪神・メデューサ』は環境初期こそ採用がみられたものの、次第に抜けていった印象。

ビショップ

機械軸の天狐に期待していた時期が僕にもありました…。結局ビショップは聖獅子(かチェキババ)を使われることが多く、天狐が使われることはほとんどなかったのでは。哀しき哉。天狐が強いのでは?という前提の評価が多かったので、全体的に甘く評価しすぎた印象でした。

  • 希望の女王・リテュエル(A→D)
  • 欠落の少女・リモニウム(A→B)
  • マシンファルコン(B→D)
  • 異端の修道女・メルコット(B→D)
白きレインディア(D→C)
  • 鋼腕の修道女(A→C)

ネメシス

ネメシスを使うのであれば人形!とばかり思い込んで環境がスタートしましたが、蓋を開けてみるとRAGEなどではAFの方が結果を残しており驚きました。『機構の解放』はアンリミテッドならバグカードレベルの性能だなぁとは思っていましたがローテーション環境でも活躍するとは思いませんでした。また『機械の加速兵』や『試作機械兵』も十分に強力でした。『トレースアーティファクト』によってエンシェントブレイダー・ダイン』が相対的に強化されていたのを見たときには笑ってしまったものです。

  • マーキュリーイージス・シオン(C→D)
  • 機構の解放(C→B)
  • 秩序の光・シン(B→C)
  • オリジン・コア(D→C)
  • 機械の加速兵(C→B)
  • 試作機械兵(C→B)
  • ドールエンジェル・ミーア(B→D)

おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました。次の事前予想の精度を高めるために毎度振り返りをしていますが、今期は機械という新しいアーキタイプが生まれることもあって事前評価はそれなりに難しかった印象です。今回はカードの単体性能ではなく、環境における立ち位置などを重視して評価しました。機械エルフ、機械天狐は強い読みだったのでそれ近辺のカード評価を大きく外した印象ですが、他はそれなりにいい評価ができていたのではないでしょうか。カード個別で見てみるのであれば、『白刃の剣舞』『死の夢の少女』あたりが競技環境に絡むカードの中では大きく予想を外してしまったカードでした。環境を加味したカード評価は環境開始直後のデッキ選択を歪めていたので、今後はまた普通にカード単体の性能ベースの評価をしていこうかなぁと思っています。しかし単体評価なら例えば『蒼の反逆者・テトラ』の評価はかなり高いものになっていただろう、ということもあり、一長一短だったかもしれません。 カード評価とは別で、環境予想をしていく、というのが結構いいかもしれないな〜と思っているので、次弾以降はもしかしたらそういう記事が上がるかも?

今後も事前予想は続けていこうと思うので、よかったら読んでいただけると嬉しいです。また、STRアディショナルのカードの事前評価もしていきますのでそちらもご覧ください!では。

鋼鉄の反逆者 事前評価。

次元歪曲環境、お疲れ様でした。Dotsに入って初の新弾だった事、マナリアの記事をきっかけに沢山の人にブログを読んでいただけるようになった事、初めてMPランキング入りした事もあって個人的には充実した環境でした。 ただ、正直ゲームとしてはあまり好きな環境ではありませんでした。3ヶ月目はぼちぼち忙しかった事もあり、クソ環境早く終われ〜〜〜って言いながらプリコネとグラブルに逃避していました。Cygamesから逃げるな。

来期は終わらないでくれ〜〜〜って言えるような良環境であることを願います。では早速新弾考察をば。いつもの如く、特筆したいカードのみ取り上げます。

鋼鉄の反逆者 個人 事前評価 - Google スプレッドシート

こちらに、ぼく個人の事前評価を置いておきます。 評価基準などについては以下の通りです。

  • 評価はS~Dの5段階評価。
  • 評価基準は、単体性能よりも次環境における採用度・影響を重視する。ただし、飛び抜けて性能が高いカードについては備考するものとする。
  • 評価はクラス間で相対的なものとする。つまり、そのクラス(アーキタイプ)が次環境で弱い と予想する場合評価は相対的に低くなる。

以上です。今回は今までと違って、カードの単体性能よりも環境に置ける立ち位置を重く見て事前評価してみました。 まあぶっちゃけ事前評価なんて大した意味ないし祭みたいなものだからこういう評価基軸もたまにはいいでしょう!!!!!

画像の用意がないので見にくくなってしまって申し訳ないですが。どうぞお付き合いください!

もくじ

  • ニュートラ
  • エルフ
  • ロイヤル
  • ウィッチ
  • ドラゴン
  • ネクロマンサー
  • ヴァンパイア
  • ビショップ
  • ネメシス
  • おわりに

ニュートラ

至高の戦神・オーディン 7/4/3(6/5) C評価

〇進化前
直接召喚 10ターン目かそれ以降の自分のターン開始時、このバトル中に進化した自分のフォロワーが6体以上なら、このカードを1枚、自分のデッキから場に出す。
疾走
攻撃時 フォロワーへ攻撃したなら(ダメージを与えあう前に)、そのフォロワーに「このフォロワーは攻撃力の値」と同じダメージ。
〇進化後
疾走
攻撃時 フォロワーへ攻撃したなら(ダメージを与えあう前に)、そのフォロワーに「このフォロワーは攻撃力の値」と同じダメージ。

まあ疾走だしどこかで使うかもね...くらい。直接召喚は実質不可能だし、これだけ重い条件を満たしても10t以降にしか直接召喚されないのはよっぽど悠長な環境にならないと厳しそう。フォロワーに攻撃する効果にしても同じく。 ドラにはフォルテや天翔るドラゴニュートがあるので役割がなくて、ネクロだとこれとフェリの2枚で12点出るので枠があれば採用は検討するかも?くらいの印象。

機械神 8/5/5(7/7) 機械 C評価

〇進化前
アクセラレート 3; ランダムな相手のフォロワー1体に1ダメージ。これを「このバトル中に破壊された自分の機械・フォロワーの数」と同じだけ行う。
---------- 
ファンファーレ このバトル中に破壊された、コスト最大の自分の機械・フォロワー(機械神を除く)と同名のフォロワー1体を場に出す。(コスト最大のフォロワーが複数あるなら、その中からランダムに1体)
〇進化後

今回のメインコンセプトの「タイプ:機械」の主役(?)カード。本体を強く使えるシーンがどれだけあるかはかなり疑問ですが、横並びが予想される来期において「ファイアーチェイン」みたいな効果は機械カードを埋めるためにはギリギリ採用を検討できるカードかな〜という感想です。

マシンエンジェル 8/6/6(8/8) 機械 S評価

〇進化前
アクセラレート2; プロダクトマシーン2体を出す。
----------
守護
ファンファーレ プロダクトマシーン2体を出す。
〇進化後
守護

テキストが短いカードは強い!機械軸はもちろん、様々なデッキに採用が見込める良カードだと思っています。全クラスにオースレスナイトの互換が配られてるのはヤバい。ロイヤルでもナイト何体か得ができますね。もちろん本体が8ppなのが差別点にはなっていてとてもいいデザインのカードだと思います。暫くはよく見ることになりそうなカード。

メカゴブリン 2/2/2(4/4) 機械 B評価

〇進化前
ラストワード リペアモード1枚を手札に加える。
〇進化後
進化前と同じ能力。

汎用機械カード。2/2/2の標準スタッツにラストワードでリペアモードを加える効果がついています。 ただ、宇宙カードがひしめく2コスト帯に、それらを押しのけてまでこのカードが入ることができるかはそこそこ疑問です。リペアモード自体は決して強力なカードではないので、各クラスに配られた機械シナジーを使う価値があるか、に焦点が当たりそうです。


個人的には純真の歌い手に替わるようなドロソを期待していたので若干残念寄りなラインナップではありましたが、マシンエンジェルに期待するところです。

エルフ

デュアルフェンサー・クリフト 2/2/2(4/4) 機械 S評価

〇進化前
ファンファーレ このターン中に(このカードを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、相手のフォロワー1体にXダメージ。Xは「自分の他の手札の機械・カードの枚数」である。
〇進化後
進化時 このターン中にカードを3枚以上プレイしていたなら、相手のリーダーか相手のフォロワー1体に2ダメージ。

効果が起動すれば、レーネとインセクトキングを足してそのままにした感じのカード。このカード1枚で序盤・中盤の盤面制圧力は相当高いのでかなり期待しているカードです。エルフとマシンエンジェルのシナジーを加味してもこのカードは強い、と思っています。

クイーンセイバー・シンシア 6/5/7(7/9) B評価

〇進化前
自分のターン中、自分の他のフォロワーが進化したとき、フェアリーウィスプ2体を場に出す。
ファンファーレ 自分の他のエルフ・フォロワー1体は「EPを消費せずに進化できる」を持つ。(1ターンに1体しか進化できない制限はある)
〇進化後
自分のターン中、自分の他のフォロワーが進化するとき、フェアリーウィスプ2体を場に出す。
進化時 フェアリー2体を場に出す。

スタッツおばけ ついでに横になんか並ぶ こいつ単体はかなりパワー高いとは思うけど、同コスト帯に翠嵐がいることもあってまた別のデッキタイプでの採用になるのかな〜という印象、そもそも翠嵐とはコンセプトが合わないし。 横並べ続けて盤面から打点を出すデッキが作れれば見かけることになりそう。(懐疑的だけど)

機械ミノムシ 1/1/1(3/3) 機械 A評価

〇進化前
ファンファーレ ターン終了まで、手札の機械・カード(機械ミノムシを除く)1枚のコストを-1する。

機械エルフで期待得る札 実質0コストで盤面を展開しつつ、プレイ回数を稼げるカードでかつ機械 強いことしか書いてない〜〜〜 ただネックはクリフト前にプレイすると手札の機械カードの枚数が少なくなり、打点が減ってしまうこと。この辺をうまくごまかせると良さそうだけどこればっかりは実際に回してみないとなんとも言えない〜


レーネとインセクトキングは落ちたけれど、機械軸に寄せたら実はアグロエルフまだやれるんじゃない?って気もしているところ。エルフだけは純真の歌い手を持っているので手札管理がうまくいけば強いデッキが作れそう。アーキタイプもいくつか想像できるので今から楽しみなクラスの一つです。

ロイヤル

カイセイバー・リーシャ 4/3/3(5/5) S評価

〇進化前
自分のターン中、自分の場に兵士・フォロワーが出たとき、このフォロワーは進化する。
〇進化後
攻撃時 自分の場に黄昏の刃・ナノがいないなら、黄昏の刃・ナノを出す。
攻撃時 このターンが自分のターンの10ターン目かそれ以降なら、トワイライトソード1枚を手札に加える。

先陣の騎兵が落ちてロイヤルの滑らかな動きがなくなるな〜 と思ってたら意味わからんカードが追加されました。意味わからん ライフゲインは多分なくなるので、対面の意識としては顔を詰めて押し切る展開を目指すことになるのかな

純鉄の英雄・ヨハン 7/3/5(5/7) 機械 A評価

〇進化前
自分の機械・フォロワーが破壊されるたび、自分の手札のこのカードのコストを-1する。
突進
自分の場に機械・フォロワーが出るたび、それは突進を持つ。
〇進化後
突進
自分の場に機械・フォロワーが出るたび、それは突進を持つ。

機械ロイヤルを使う理由になり得る1枚。機械フォロワーが死ぬ度にコストが下がるカードで、ロイヤルにズルできるカードが追加されたなぁ という印象。(でもお前もどうせ8コストになるんだろ!!!知らんけど)

トランプルフォートレス 4/4/3(6/5) 機械 A評価

〇進化前
ファンファーレ エンハンス9;+3/+3して、「このフォロワーはEPを消費せず進化できる」を持つ。(1ターンに1体しか進化できない制限はある)
〇進化後
進化時 自分の手札に機械・カードが2枚以上あるなら、プロダクトマシーン3体を出す。

機械ロイヤルを使う理由の1枚。ただし結構このカードには懐疑的。ロイヤルの優秀な2コスト帯にゴブリン入れるのキモすぎるし、手札に機械カードがないと起動しない不安定さ、また同じコスト帯にリーシャとかいう意味わからんカードが生まれたことによってこのカードを使う必然性が大きく薄れている、というのが環境開始前の印象です。ヨハンと併せて、既存のミッドロと比較してまで採用に値するか というところが焦点になりそうです。


多分、先陣の騎兵をリーシャに置き換えただけのミッドレンジロイヤルは普通にめちゃめちゃ強そう。その上でどの程度機械カードが活躍できるのかが楽しみです。

ウィッチ

語る価値なし

と言いたいところですが、しゃーなし数枚だけ触れます。

蒼の反逆者・テトラ 4/3/4(5/6) 機械 C評価

〇進化前
攻撃時 自分のPPを1回復。
ファンファーレ リペアモード1枚を手札に加える。
〇進化後
攻撃時 自分のPPを1回復。
進化時 ソニック・フォー1枚を手札に加える。

ウィッチはリペアモードが強く使える数少ないクラスですが、そもそもスペル軸には実用圏内のフィニッシャーが不在なので結果としてこのカードを採用する意味がなくなってしまっているというのが現状だと思います。かなc...

滅拳の魔女・マギサ 3/3/2(5/4) D評価

ファンファーレ 土の秘術 クレイゴーレム1体を出す。
土の秘術2;さらに、ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージ。
土の秘術3;さらに、疾走を持つ。
土の秘術4;さらに、+3/+3する。

単体性能は悪くないと思います。が、静寂の実験室が落ちるタイミングで追加されたところで、まともな土生成カードがカードプールにない以上このカードが強い未来が見えません、解散...

ゴーレムの暴走 5コスト B評価

クレイゴーレム2体を出す。
相手のフォロワー1体に「自分の場にのクレイゴーレムの数」と同じダメージ。
土の秘術;自分のクレイゴーレムすべてを+1/+1する。

5コストのスペルとしてはかなり強力なスペルの一つだと思います。が、スペル軸には実用圏内のフィニッシャーがry)


マナリアを擁したウィッチでしたが、いよいよトップTierから陥落しそう。シラティが追加されたとはいえ、序盤の展開に対して貧弱でかつ知識が落ちた結果、マナリアブーストのスピードも落ちてデッキパワーは大きく下がる印象です。土もスペル軸も全てがちぐはぐで、全く触りたいと思えるようなカードはありませんでした...アディショナルに期待。

ドラゴン

フルメタルドラグーン・バイロン 2/2/2(4/4) 機械 B評価

〇進化前
自分の場に他のフォロワーが出るたび、それを+1/+0する。
〇進化後
自分の場に他のフォロワーが出るたび、それを+1/+0する。
自分の場に機械・フォロワーが出るたび、それを+0/+1する。
進化時 プロダクトマシーン1体を出す。

盤面が強くなるので悪くはなさそう ただ既存のドラゴンでは採用は微妙に見えるので、新しく盤面で戦えるドラゴンの構築を考える必要がありそう。面白いカードだと思います。

天空の覇者・フォルテ 7/5/4(7/6) A評価

〇進化前
疾走
ラストワード 次の自分のターン開始時、手札のランダムなドラゴン・フォロワー1枚を+3/+1する。
〇進化後
進化前と同じ能力。

アジダハーカがスタン落ちするタイミングで、ある程度互換になる疾走フォロワーとして強力なカードだと思います。手札バフもデメリットなしで悪くなさそう。体力も4あって最低限は担保されているのも評価点。

ドラゴン牧場 8コスト B評価

カウントダウン;2
ファンファーレと自分のターン開始時、ヘルフレイムドラゴン、ドラゴン、突風のドラゴンの中から、このカードの能力で出していないフォロワーを、ランダムに1体出す。

初見でゴミやんけ!って思ったけど、改めて見たらゴミではないと思いました。 コストめっちゃ踏み倒してるし、2/3で置くターンにも盤面干渉・または顔にも打点を飛ばせるのはかなり魅力的。名前がダサいからあまり使いたくないけど、まあ試しそうなカード。枚数が微妙なところ。


普通にテンポドラが強そう。パイロンを採用した型のドラゴンの構築がどうなるかは気になるので、考えるのが楽しみです。

ネクロマンサー

永遠の花嫁・セレス 5/1/4(3/6) B評価

〇進化前
自分のターン終了時、自分のリーダーを3回復。
交戦時 交戦する相手のフォロワーに3ダメージ。
ファンファーレ 永遠の誓い1枚を手札に加える。
〇進化後
自分のターン終了時、自分のリーダーを3回復。
交戦時 交戦する相手のフォロワーに3ダメージ。

セレスがレジェンドになって帰ってきました。交戦時効果が強力で、ヘルスが高く害悪として盤面に居座りそう。ファンファーレで手札に加わる永遠の誓いもコストは重くタイミングは選ぶものの、強力な効果で使ってみたいな〜と思えるいいレジェンドカードだと思います。

死の夢の少女 2/2/2(4/4) C評価

〇進化前
ラストワード 深淵の夢1枚を手札に加える。
〇進化後
進化前と同じ能力。

2/2/2の標準スタッツを持ちつつ、ラストワードで3tの動きを保証してくれるのが優秀なカードでいつかはテンプレートに入りそう。ただ、例によって優秀な2コスト帯のカードでライバルも多く、今期採用されるかは懐疑的かな、というのが個人的な感想でした。ファンファーレだったら文句なかったですが、ラストワードである点、手札に加える深淵の夢が絶妙な強さである点を含めていいカードだとは思っています。ただ、DBNで落ちる2コストカードが骸の代弁者くらいなので、過酷な2コスト争いに今後しばらく巻き込まれるということでそこに耐えうるか早く試してみたいカードではあります。(正直上手ぶり逆張り感はちょっとあるけど)

グール 1/1(3/3) A評価

〇進化前
ファンファーレ 自分の場に他のフォロワーがいるなら、自分の他のフォロワー1体を破壊して、カードを2枚引く。そのフォロワーが機械・フォロワーなら、このフォロワーを+1/+1する。
〇進化後

デーモンイーターの互換カードの追加はそれなりに嬉しいのではないかと思っています。ラストワードを能動的に起動することもできるし、山札も掘ることができるのでまあ良さげ 基本的にはデーモンイーターの下位互換としての運用になりそうではあるけれど、機械カードが追加されれば2/2/2になるのはまあまあ悪くはない。レディ・グレイのリアニメイトを汚染するのも微妙なところ。


ネクロマンサーはアーカス軸が順当に強化されたうえに、ミッドレンジネクロも普通に強そうで色々試してみたいクラスの一つでした。構築にも幅が出そうなので楽しみ〜〜〜

ヴァンパイア

魔眼の蛇神・メデューサ 5/2/4(4/6) A評価

〇進化前
自分のターン終了時、ランダムな自分の毒蛇1体は必殺を持つ。
自分のターン終了時、ランダムな自分の毒蛇1体は守護を持つ。
ファンファーレ 毒蛇3体を出す。
〇進化後
自分のターン終了時、ランダムな自分の毒蛇1体は必殺を持つ。
自分のターン終了時、ランダムな自分の毒蛇1体は守護を持つ。
進化時 メドゥシアナ1枚を手札に加える。

単体性能がバグりまくってる子。明らかに単体性能はバグってるけど、クラス特性とのシナジーがどっかいっちゃってるせいで、あまり強く使えるビジョンが見えないのが本音です。雑に強いカードではあるのでいつかどこかでは使われそう。

悪夢の始まり 3コスト S評価

フォロワーをランダムに2枚、自分のデッキから手札に加える。
手札に加えたカードの中の「機械でないフォロワーの数」と同じだけ、フォレストバットを出す。「機械・フォロワーの数」と同じだけ、プロダクトマシーンを出す。

ガチでヤバいドロソ。即座に手札が2枚増える上に盤面にフォロワーを展開できるバグカード。蝙蝠に採用するとフラウロスを引いてきてしまう、というデメリットはあれど、それを補って余りあるパワーに思えます。 蝙蝠は手札が枯渇することと除去が足りなさそうだったことからALTでは衰退していましたが、今期はもしかしたら復権があるかもしれません。


ヴァンパイアは強力なカードが多いわけではないが、特定のカードがぶっ壊れてる印象でした。OOTの蝙蝠と同じようにはいかないとは思いつつ、また蝙蝠が使えるかもしれない、と思うと胸が踊りますね。

ビショップ

希望の女王・リテュエル 3/3/3(5/5) A評価

〇進化前
「自分のリーダーか自分のフォロワー(または両方)を回復させる」能力が働くたび、カードを1枚引く。
〇進化後
「自分のリーダーか自分のフォロワー(または両方)を回復させる」能力が働くたび、カードを1枚引く。
進化時 自分のリーダーと自分のフォロワーすべてを2回復。

単体で完結している上にデメリットなし、3/3/3の高スタッツ、クラス特性ともシナジーがある文句なしのカード。リニューアルカードとして、デメリットを克服したリテュエルはとっても素敵だな〜〜〜と思いました。

欠落の聖女・リモニウム 4/4/3(6/5) 機械 A評価

〇進化前
ファンファーレ エンハンス 6; 「このフォロワーはEPを消費せず進化できる」を持つ。(1ターンに1体しか進化できない制限はある)
〇進化後
進化時 このバトル中、自分のリーダーは「自分の機械・フォロワーが破壊されるたび、リモニウムの救済1枚を手札に加える」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。

進化権ちょろまかせるのも強いし、リーダー付与も強い。リモニウムの救済で5tレ・フィーエもできるしゲームが長引けばイージスも置ける。隙のない強カードすぎる〜

鋼腕の修道女 3/2/3(4/5) 機械 A評価

〇進化前
守護
ファンファーレ リペアモード1枚を手札に加える。
〇進化後

まぁ御察しの通りかとは思いますが、機械天狐が強い読みの評価です。メカゴブリンが強いか否かはリペアモードが強いか否か、という話はありましたが、天狐はこれを強く使えるアーキタイプの一つだと思っています。


そんなわけで今期は天狐系のカードの評価が軒並み上がっています。先月のコンエル枠...ただ天狐を置けなくてもゲームがだらだら長引けばイージスもあるし、天狐はマジで触りたいデッキです。

ネメシス

ドールエンジェル・ミーア 2/2/2(4/4) B評価

〇進化前
自分のターン中、自分の他のフォロワーが進化したとき、操り人形1枚を手札に加える。
ファンファーレ エンハンス7;+3/+3して、操り人形2枚を手札に加える。
〇進化後

貴重な人形ソース。人形を手札に加えられる有用なカードがかなり少なくなってしまったので、比較的使いやすいフォロワーとしてデッキを埋めるくらいはできそう。


環境次第では人形ネメシスがワンチャンあるかもしれない、という気はするけれど、ハーメルン、フラワードール、パペットルームなどが落ちている中でどの程度可能性があるかはかなり怪しい。人形使いの糸が強そうなので対面のネメシスにキレ散らかす未来が若干見えます。AFはゴミ束、その他の追加カードはカス。ネメシスは冬を迎えることになりそうです。

おわりに

かなりの長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!何か役に立つか、楽しんでいただければ幸いです。総じてパワーカードが各クラスに配られている印象でなかなか面白そうです。ドロソには偏りがありますが、ALTよりは改善されていそう。ウィッチとネメシスはアディショナルに期待です...

このゲームは環境初期と環境末期はかなり別のゲームで、序盤のデッキを模索する期間は個人的にはとっても好きです。終盤の完成されたリストでプレイングが重視される期間は好きですが、リストを模索している期間もカードゲームの楽しみの大きな要因だと思っています。それは今回のレガシーカップでみんな理解したと思うけどね。カードゲームは、与えられたデッキで遊ぶのは楽しみの半分以上を消していてもったいないよね。

抱負としては、ゴミ捨て場の反逆者達の一員、として今期こそは結果を残せるように頑張ります。 そして何より、今期は楽しくシャドウバースをプレイできることを楽しみにしています。楽しみましょう!!!

追伸:GTT|たばた 優勝おめでとう^^ パックありがてぇ〜〜〜 アジダハーカもお疲れ様やで

ALT事前評価振り返り。

久しくブログを書いていなかったのですがそろそろ新環境。新弾のカードも発表されてきましたし、忙しくなる前にALT事前評価の振り返りをしておきます。 どうせ今後の弾でも(あんまりアテにならないとはいえ)事前評価はしていくので、今後の評価の精度を高める目的でも振り返っておこうと思った次第です。

触れるカードについては記事の中でも僕の評価を明記しますが、リストで見たい方は以下のスプレッドシートで見てください。

個人 次元歪曲 評価シート - Google スプレッドシート

評価はS~E, 環境における使用度、影響度などを加味して雰囲気で評価していました。そもそももう少し評価基準かっちりしておけばよかった、っていう話はあるけど。 発表当時はこんな評価してたな〜〜〜みたいな感じで、懐かしく見てもらえたらと思います。

ちなみに、カードを眺めて簡単に感想を書いた記事もあるのでよかったら見てください。

クリぼっちで暇なんで次元歪曲のカードにコメント。 - 私は誰だ

では行こう。

(注:途中まで編集したのち、残りは出先から書いているためカード画像がアプリ内画像からどばすぽの画像に切り替わっています。見にくいとは思いますが、ご勘弁ください。)

もくじ

  • エルフ
  • ロイヤル
  • ウィッチ
  • ドラゴン
  • ネクロマンサー
  • ヴァンパイア
  • ビショップ
  • ネメシス
  • ニュートラ
  • おわりに

エルフ

f:id:iamim_sv:20190312202427j:plain 子猫のいないいないばあや!

  • 無窮の輝石・カーバンクル(S)
  • 獣戦士・セタス(A)
  • 不殺の構え(A)

コンエルに期待を込めて、っていう意図で一貫してこの辺の評価は高めにしていたがあまりに期待過剰だった感。マナリアが流行るだろうなぁ、という予想で不殺の構えを高くしたがそもそもこのカード性能で入るわけなかったか。来期はインキン、レーネ辺りが落ちてアグエルは死ぬから追加カード次第では使われることになるんだろうか、と思いつつきっとそのデッキは弱いのだろうな、という気がするので結局使われないのかな〜。

f:id:iamim_sv:20190312204525j:plain

  • アーボリスト・ライラ(B)
  • ルナールツインズ・リナ&レナ(C)

アグロエルフ流石にもう弱すぎるからB、という評価だったけれど、今はAくらいで評価してもよかったかなーという気持ち。リナ・レナは正直Bくらいかな〜と思っていたけどエルフエアプすぎてちょっと他の人の意見に流された感あった、こいつバカ強かったしもう少し自分を信じてもよかった。

f:id:iamim_sv:20190312203708j:plain

  • 森の戦士(B)
  • 強者の威風(B)

コルワとくっつけたら強そう、とか単体性能やばそう、みたいなのはわかっていたけど総合して見たらBくらいかな〜と思っていた。ゴリラエルフがちょっと流行ったりしたのも含めて割といい評価がつけられた気がする。 ただカーバンクルなどと比べて低い評価になっているのは評価軸がガバガバだったこともあるけど反省点、追加カード次第でコルワ軸が強くなり得るのであれば来期以降はそこそこ見るのかも。

ロイヤル

f:id:iamim_sv:20190312205035j:plain お前、そんな姿になっちまって、、、

  • 炎獅子の大将軍(A)
  • 白翼の戦神・アイテール(S)

炎獅子の大将軍については割と評価が別れていた印象なので、高めに評価できていたのはよかった。けど絶対強いと思っていたから日和らずにSつけておけばよかった。アイテールは言わずもがな、誰が見ても強いのでまあ。

f:id:iamim_sv:20190312205413j:plain

  • 月の刃・リオード(D)
  • 兵士の誓い(A)
  • 簒奪の狂信者(A)

黒歴史コーナー、リオードDは普通にやばいし評価つけた直後にもう戻したくなっていたからクソ。「え、リリエルよりめっちゃ強いけど本当に弱い?」って言われて首を吊りたくなりました。 兵士の誓いは援護射撃よりは弱そうだけど援護射撃がかなり強かったしワンチャン?と思っていたがカードプール的になかったかもしれない。来期は今期よりキツそうだけど追加プール次第で... 簒奪の狂信者は流石に先陣を押しのけるほどではなかったしそれは想像がついていたので、もう少し「先陣あるじゃん」っていう頭の中の声を信じて評価するべきだった。

ウィッチ

f:id:iamim_sv:20190319170131j:plain

  • 天外の華・エレノア(D)
  • マナリアライター・ティコ(D)
  • 真実の狂信者(C)

結構ヤバめな評価してるのはこの辺。ティコと狂信者については正直見通しが甘かった、狂信者をマナリアに入れる、という発想がなかったので、それが低評価の要因になっていた。ナーフ前のリストだけを考えるのであればティコは評価低めでもいいのかな、とは思うけれどDは流石に低すぎたかな。エレノアはスペルウィッチ弱いし別に書いてること強くないぞ!!!って言い張ってたのでDにしてたけど普通に3/3/3がしんどいシーンそこそこあってワロタ。弱くはないけどめっちゃ強くはない(と思ってる)のでB~Cくらいだったかもな〜

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こいつは結果的には割といい評価ができたのかな〜と思ってます。自分はOOT環境末期の才能の開花、そしてナーフ前環境のパスカルは弱いカードではない、と思っていたのでこのカードにポテンシャルを感じていました。おまけに進化ボーナス付き。多分ナーフ前でも環境次第では数枚採用されることはあり得たと思うし、ナーフ後になって採用がぐんと増えた印象。後4で進化を強く使えるカードを増やすという意味でもデッキに入れておくとまとまりがよく、滑らかな口当たりのデッキになるいいデザインかなーと。

2Pickは知らん。(つよい)

ドラゴン

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  • 忌まわしき紫龍(S)

誰がどう見てもバカじゃないの?って感じのイカれドロソだった、これがコスト5だったってどういうことなの... コスト6になってからも度々採用されているのを見かけていたし流石に文句なしだったでしょう。でもこれ、ターン1回制限のナーフとかでよかった気がするんだけどな〜 よく言われてるけど。

テンポドラゴン系統のカード。直接召喚さんはドラに異界を統べるものが採用されるようになってきてから度々見るようになったカードでした。自分はむしろ異界の強さに気づけていなかった民だけど、重めの強いカードがあれば普通に入りそうかな〜と思っていたのでぼちぼち順当な評価ができた気がする。対して、正義のドラグーンの評価は流石になってなかった〜 後述するいにしえの聖域もそうだけど、昔のトークンカードを呼び出すカードの評価を脳死で低く付けてしまいがちな自分のクセに気がつきました。

ネクロマンサー

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  • 禁絶の腕・ニコラ(C)
  • ボーンバッファロー(C)
  • 蝿の女王・ゼベット(C)

ゼベットはともかく、ボーンバッファローの評価は低すぎた。オクトリスを意識して評価を気持ち下げていたけれど、それでもCは低すぎ。優秀な2コスト帯のカードが落ちたことも加味して、もう少し2/2/2としても評価するべきだったことは反省点。ニコラはミッドレンジ系のネクロだと採用されないこともままあったし、2/1/1が弱いのは間違いないが、無限リソースかつ禁絶の一撃は強かった。ゼベットはC評価に落ち着く人もいるかと思うけれど、多分これはB+~Cくらいの評価点のカードで、自分はランダム性の高いカードの評価は軒並み低くなりがちな傾向がある(真実の宣告とか)ので、あえてここで取り上げておいて次弾の評価に繋げる所存です。

ヴァンパイア

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  • 真紅のローズクイーン(B)

コンヴまた出てきたら面白いかな〜と思って気持ち贔屓目の点数をつけたんですけど、結局対面から一度も見ることがないまま今期が終わってしまった悲しい子。コントロールするには手札も体力も足りなかったみたいだ...。コンエル云々の流れを見ても、自分はコントロール系のデッキを組みたがり、結果としてそうしたカードに甘めの評価をつけがち、というのも伺えますね。

ラウラの登場でいよいよ紙束がデッキになったか?!と思ったけれど、やっぱりドロソがなくてダメだった。返せ純真。手札タプタプでゲームできるならそこそこやれそうな気もするんだけどどうなんだろうな〜

ビショップ

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  • 聖騎士・ヘクター(S)
  • いにしえの聖域(B)
  • 安息の狂信者(C)
  • 楽園の聖獣(B)

ヘクター卿はどう転んでもSやろ〜〜〜 って雑につけてたけど実際そのくらい強くて本当に期待を裏切らないよな、と。ビショップの色々なデッキに無理やり可能性を見出しているカードでいい追加だったんじゃないかなと思います。 いにしえの聖域は前述の通り。「これお茶会みたいなもんやぞ〜」って言われてなるほど〜ってなってた。古いトークンカード侮るなかれでした。とはいえ、カードパワーはともかく、環境末期はB〜Cって感じだった印象。環境次第で強さって変わるんだな、っていうのがよくわかるカードだった。 狂信者は使ってみた感じ環境次第ではもう少し評価が高くなってもよかったカードかもしれない。 楽園の聖獣は、このカードの追加でビショップの構築の幅が大きく広がったとてもいいデザインのカードだと思います。A~Bくらいの印象

ネメシス

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  • 粛清の英雄・メイシア(S)
  • マリオネットボーイ(D)
  • 破壊の愉悦(C)

なんでこの女ドロソなクセにゲームエンドさせるパワー持ってるんだよ、不快すぎる 7tのメイシア破壊の使徒の対話拒否感すごい。 破壊の愉悦は人形が強そう!と考えれていればもう少し評価が高かったはずなので甘かったですね。マリオネットボーイは使ってみたら思ったよりやる奴でした、Pickカードやろ〜ってバカにしてかからないで色々な可能性を考えることが大事ですね(真顔)

  • 異次元からの侵略(B)
  • 機構二輪の天使(B)
  • 世界の扉・ティル(C)

異次元からの侵略は絶対強いし構築テンプレに入るな〜と思っていたのでもっとちゃんと点数をつけてあげるべきだった(またか)。機構二輪は序盤こそ試されていたけど環境末期は全然入らなくなってましたね〜。評価に困ったらBにしがち。 ティルは逆に環境末期で試され始めたりとかしていて、アクセラが意外と強かったりしたみたい。AFにわかなのでアレだけど、デッキの幅を作ってくれるいいカードだったのかも。

ニュートラ

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  • 異界を統べる者(D)
  • 氷獄の王・サタン(B)
  • 大鎧のミノタウロス(C)

異界を甘く見すぎていたのはマジで反省点だった。いくらランダムなベーシックカードとはいえ、コストを3*2踏み倒すのはかなりパワフルだった。逆にサタンにBをつけているのは気持ち辛口すぎる気もするけれど、サタン本体のテンポロス、またドロソがない時の運ゲー感を加味して(いむはランダムに低く評価をつけがちだ)のB評価だった気がする。とはいえ流石にA-くらいの評価はありそう。 ミノタウロスに関しては、こんなオカマカード強くあってたまるか、と思ってCにしていたけれどランクマでいろんなクラスから突然召喚されてブチ切れるケースがそこそこ多かったです。アクセラもあるしそれなりに強いカードであることは認めようと思います。それなりにね...

おわりに

ALTの事前評価を振り返ってみて、ざっくり自分の評価のクセ・傾向をつかむことができました。来期はこれを踏まえてもっとフラットなカード評価ができるように心がけようと思います〜。

  • コントロール系のカードに高評価つけたがり
  • ランダム系のカードの評価を下げたがり
  • 古いカード、トークンを参照するカードの評価を下げたがり
  • 絶対強いやろ、って思ったカードの評価、周りに流されて下げがち
  • オカマカードの評価無条件で下げがち
  • よくわからないカードはB評価にしがち

次弾は鋼鉄の反逆者(リベリオン)ということで機械シリーズがフィーチャーされていて、パワカが多く刷られているように見えます。ただ、機械シナジー前提のカードも多く見受けられて、既存カードとの組み合わせを蔑ろにされないといいな〜と危惧している次第です。あとは、まだニュートラル枠のカードがあまり見えていないので今度こそ!まともなドロソを!是非とも刷ってほしいなと思う次第です。あと一気にカードがなくなるネメシスの命運はどうなるのか...

新弾に向けてちょっと不安もありますが、とはいえ楽しみ。新弾評価をしたらまた簡単に記事にしようと思うので、よかったらまた読んでください。では。

ALT前半、マナリアウィッチの振り返り。

RAGEお疲れ様でしたー。遅くなりましたがRAGEに持ち込んだデッキの供養がてら、ナーフ後まだ触れていなかったマナリアについて改めて触れてみようと思います。

もくじ

  • RAGEの振り返り
  • おわりに

RAGEの振り返り

結果から申し上げると自分はDay1 3-2ドロップでした、不甲斐ない... 持ち込みはW,Ncでした。デッキパワーも高く練度にも自信があったWを先に確定させ、相方を探す作業でした。 D,Nc,Nm,Rから持ち込みを選ぼうと考えていましたが、練度に自信がなかったR,Nmを初めに候補から除外し、D,Ncのどちらかを選択するかを3日前頃まで悩んでいましたが、Dの構築で納得できるものがなかったのでアーカスを握ることにしました。しかしながら僕が下手だったのもあってNcは無限に足を引っ張っていたので晒す意味も中身もなく、今回はファーストデッキのマナリアだけについて触れます。マナリアは案の定無限に強かったのでこの40枚*2でゲームしたかったです。 今になって考えれば、どうせNcの練度も微妙なんだし目を瞑ってNmかDを握ればよかったなぁって気もします...

さて、マナリアのリストはこちら。

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RAGE前だったので晒せなかったんですが、初めてフルプレデッキができてめちゃめちゃ嬉しかったです。おかげか当日もミラアングレアがしっかり仕事をしてくれてかなり楽しいゲーム続きでした。フルプレはし得。

今回はフォロワーをガン積みしたマナリアウィッチを持って行きました。ジル・竜術士までフル投入することでミラ・アンのコストがスムーズに下がるのが強みでした。今でもこの構築かなり強くて気に入っているのでリストに悩んでいる方はぜひ一度お試しあれ。

さて、採用したカードについて触れていこうと思います。

熾天使の剣

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アーティファクトネメシスが強く、持ち込みもかなり多いだろうと想像していました。そこで加速装置や虚数物体を破壊する手段を確保できる点が優秀であると判断し採用。またRAGEという環境の特性上Vや聖獅子Bなどとマッチングすることも可能性の上では想像でき、ヴィーラや聖獅子の神殿を破壊できるカードとしても使える「便利な除去枠」として採用しました。ナーフ以前のスペル軸のマナリアウィッチの記事では「スペルウィッチでは手放しに便利な除去とは言えない」という旨を述べましたが、このデッキはスペルウィッチではなくマナリアウィッチなので便利な除去枠になります。(他の除去カードを大切に使わなくてはいけないため)

術式の教師・ジル

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マナリアウィッチにおいて、このカードはガチで強いです。先攻2ジル3ティコの動きが最強なのは言わずもがなですが、マナリアカードを回収できる軽量マナリアである点、対面の2/1/2と有利交換できる点、実質守護持ちとメリットしか書いていません。後半に引いてきてもミラアンのコストを下げつつ盤面を作れるいいカードです。

マナリアの竜術士

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エンハンス6が非常に強力。スタッツも大きくミラーマッチで特に相手が準備ターンとして甘えた盤面を構築してきた返しに大きいフォロワーを置きつつ手札を整えられるのが強かったです。シンプルにパワカ。

マナリアの見習い教師・パスカル

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単純にミラーマッチの後手捲りカードとしての側面の他に、後攻4tに進化権を強く使えるカードを増やす意味合いもあります。ミラの下方修正によって後4までにミラのコストが下がりきらないパターンがまま発生するようになりました。そこで、例えば対Ncにおいて、頭5のフォロワーをケルベロスターンの5tの前に立てておけることはこれだけで一定の役割を果たしているといえます。マナリアカードのコストを1下げる進化時効果も、魔弾が1ppになったりグレアが2ppになったりと手札と戦況次第で使い勝手を明確に改善することができ非常に優秀です。

次は採用枚数を減らしたカード、最後まで悩んで採用をやめたカードについて触れてみます。

真実の狂信者、炎の握撃

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どちらも強力なカードですが、同時に事故要因にもなり得るカードです。

そもそもマナリアWはパワーが凄まじく高いデッキです。

自ら事故要因を増やして事故死するリスクを増やすのではなく、偏差を小さくする方が安定して勝てるものと判断し事故要因となり得るスペルブーストギミックのカードの採用を減らしました。 またこの採用枚数にすることでマリガンがかなり安定します。後攻で狂信者をキープしても事故死することが少なく、安定してマナリアカードを獲得することができるのでマナリアギミックを阻害することなくスペルブーストが進みます。

未来視の魔女

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本体の2/1/2が死ぬほど弱いことに耐えられず採用を0枚としました。このデッキであればジル・竜術士をフル投入していることもあり2コストの動きには困らない点、リソース確保もジルがしてくれる点など抜いても問題は一切なかったです。というかトップで引いてきてガッカリするカードがなくなるのは精神衛生上とってもよろしい。 未来視で確保したリソースを未来視と有利交換されたフォロワーに吐いていたのでは結局リソースを確保したとは言えないので結果トントンじゃん、みたいな話もあります。(当然ですがスペル軸の場合はこの限りではありません、それでも2/1/2弱いけど)

ノヴァフレア

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最後の最後まで熾天使とどっちを入れるか悩んで差し替えながらやってました。これは好みだと思いますがこのデッキは2/1/2の採用枚数が少ないこともあり基本的に2ppのフォロワーが序盤1:1交換してくれることを想定しているため大きくゲーム展開を変えてくれるカードではないと判断し最終的には熾天使を入れました。でもノヴァで拾える試合もあるしこればっかりは好みな気がします。公開性ならノヴァにする気もします。

真実の宣告

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ランダム要素が嫌いだから入れませんでした。というのは半分冗談ですが、このカードを採用するのであればスペルブーストカードを意識した構築にする必要があり、フォロワーモリモリのマナリアに1、2枚刺して機能するカードだとは思わないため採用を見送りました。スペル軸に寄せた構築にすれば採用は全然あると思います。

おわりに

ファイナリストが出揃ってからマナリアの構築を一通り眺めましたが、5者5様の構築で思わず天を仰ぎました。特にプリのパラさんの構築はスペル軸に寄せる構築を捨てた自分にとってかなり目からウロコでした。一口にマナリアといっても構築からマリガン、ゲームプランまで大きく違うのはこのマナリアというシリーズの特徴でかなり面白いなーと思っています。今後2ヶ月間でマナリアの構築がどうなっていくのかかなり楽しみ。

上に載せたナーフ後のマナリアは自分としてはかなり納得のいく構築なのでマナリアウィッチのデッキに悩んでいるという方はぜひ使ってみてください。必要があればマリガンなどもお答えするので、その時はリプなりDMなりしてもらえればと思います〜。それでは。

twitter.com

マナリアウィッチのマリガンを練習しよう。

先日書いたスペル軸のマナリアに関するブログを読んで下さった皆様、ありがとうございました。Twitterで反響をとっても頂いて嬉しいかぎりでした。

その記事でマナリアウィッチのマリガンについて触れた箇所があったのですが、Twitter上で知恵の光やマナリアの知識のキープ基準などを中心にとっても盛り上がっていたのを眺めておりました。それを受けて、マナリアウィッチのマリガンについてもっと共通の議論できる場所があってもいいんじゃないか?と思った次第でこの記事を書きました。

もくじ

  • この記事の説明
  • 練習
  • おわりに

この記事の説明

この記事では、スペル軸マナリアウィッチのマリガン前のオープニングハンドの画像をただただ羅列していきます。自分だったらどうマリガンするかを検討してみてください。都合で対面はドラゴン固定になっていますが、対面がロイヤルだったらどうするか?ミラーマッチだったらどうするか?など脳内で対面を想定すれば8倍練習できるのでうまく使ってみてください。左上に先攻・後攻の表示はありますがこちらも脳内で変換しても良いでしょう。雑にドリルみたいな感じで使ってもらえればいいと思っています。

また、リストについては先日のJCGで優勝された、Zero|ココアさんのものを採用させていただいています。

スペル軸のマナリアには様々なリストがあって他のリストを否定する意図はありませんが、結果を出したリストとしてひとつの参考とするのがよいと思っています。改めて、ココアさんおめでとうございました🎉

画像は20枚用意してあります。さて、それでは早速いきましょう!

練習

1

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2

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3

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4

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5

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9

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折り返しです。

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あと3枚です。

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あと2枚です。

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20

ラストです!

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おわりに

以上です、似たようなマリガンもいくつかあったかもしれませんし、網羅できていないパターンも当然ありますが、練習になるような内容であれば幸いです。自分のマリガンについては以前の記事で書いていますのでここで改めて書くつもりはありませんが、皆さんの基準を見つけられればいいですね。

最後にこの記事を書くにあたって、ルームマッチに付き合ってくれた、GOS|大好きフォルテ委員会 に多大なる感謝を。

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twitter.com

それでは、願わくばまた次の記事でお会いしましょう。

スペル軸のマナリアウィッチについて。

あけましておめでとうございます!2019年は躍進の年にできるように頑張ります!

さて自分は今期もローテのグラマスを達成し人権を獲得したということで、マナリアについて、とりわけスペル軸のマナリアについてサクッと書こうと思います。既に多くの人がマナリアについて書いていると思いますが一意見としてご覧ください。また、確定枠の項目あたりまで初心者の方も読めるようにかなり丁寧に書いているのでサクッと読みたい方は読み飛ばして採用候補あたりから読んであげてください。

もくじ

  • ゲームプラン
  • 確定枠
  • 採用候補
  • マリガン
  • おわりに

ゲームプラン

スペル軸のマナリアには、大きく2通りの勝ち筋があります。

  1. ドロシーウィッチで勝つ
  2. ギガントキマイラウィッチで勝つ

ドロシーウィッチで勝つ

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マナリアタイプのフォロワーには、ドロシーのように自らのコストを下げていくフォロワーが存在します。

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これらのフォロワーはサイズこそ中型ですが、4面程度以上一気に展開することで相手に全処理不可能な盤面を構築し、そのまま押し切ることを目指したプランです。ミラやアンの自身の効果によって、手札を減らすことなく盤面を構築できるため、ある程度継続的に盤面を構築し続けることができることを生かしたプランです。

ギガントキマイラウィッチで勝つ

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マナリアの魔導姫・アンというカードから手に入る、アンの大魔法というカードは10tに対面に死刑宣告をするカードと言ってもよく、その決定力はギガントキマイラを凌駕していると言っても過言ではないでしょう。

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このカードの存在によって、マナリア対面では10t前までにゲームを決着させる、もしくは体力を20に保ち続けて大魔法だけでは負けない状況を作れるリーダー以外を認めない環境になってしまっています。


序盤に手札を整えて、中盤にドロシー展開をし盤面を逆転、加えてW特有の強力な除去によって盤面の再逆転を許さず、そのまま10tに大魔法で決着をつける。これが主なスペル軸のマナリアウィッチの戦い方になっています。

確定枠

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僕は基本的にこの30枚を構築の基盤として考えています。これ以外のカードを入れたくないところではあるのですがデッキは40枚必要なのであと10枚足さないといけません。何を入れようか。

その前に確定枠のカードについて簡単に触れたいと思います。

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最強カード。スペルブーストを進めつつマナリアブーストを進めて、さらにスペルブーストを進められるマナリアカードを手札に加えるスーパーウルトラカードだと思っています。ゲームに関与しているかどうかでマナリアカードのパワーが雲泥の差になるくらいには強い。

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強カード。マナリアブーストを進めつつマナリアフォロワーをサーチしてくるカードで、今のマナリアデッキを強く支えているカードです。ゲームに関与しているかどうかでマナリアカードのパワーが月とすっぽんの差になるくらいには強い。

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3/2/3と標準的なスタッツを持ち、さらに守護をデフォルトで持っているただただ偉いカード。後攻では4tに進化権を含めて2面処理しつつ、マナリアブーストを2進めることができるカードでもあります。加えて多面処理を可能とするマナリアスペルを持ってくることもできる偉いカード。

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確定枠とするには怪しいカードではありますが、先に述べたとおりこのデッキは序盤の準備が必要なデッキで、そこで攻め込まれて負けるのが負け筋の一つです。それを雑に解決するカードの一つなため確定枠として1枚採用しています。

  • その他スペル

従来のスペルウィッチに見られたカードたち。依然として0コスト導きや0コスト握撃は破格の性能で、またデッキからカードをドローすることはマナリアカードを手札に加えることに繋がるためマナリアカードのバリューを高めることにも繋がるカードたちです。

採用候補

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僕が検討したカード、及び言及したいカードのみ掲載しているため当然これ以外のカードの採用も可能性はあります、悪しからず。さて行きましょう。


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よく比較対象に「未来視の魔女」「ピースフルサモナー」が挙げられます。2コスト使って1枚ドローするカードで、うん、って感じのカードです。コストが余ったところで打って他のカードのスペルブーストを進める目的で採用されることがあります。未来視の魔女に対する優位性として、前述した点に加えてマナリアカードを手札に増やせる可能性が高い(フォロワーを手札に加えることもあるため)ことが挙げられるでしょう。

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探偵の調査と比較対象となるカード。違いは、本体がフォロワーである点、本体が5ppで(探偵の調査はエンハンス6)で若干邪魔になりやすい点です。未来視と併用する際には、本体がフォロワーなので未来視からこのカードをサーチしてくることがない点は探偵の調査より優れています。2ppで打つ際には現状のカードプールにおいてはほとんど同じですがサタンの眼光に引っかからない、というのもあるでしょうか(ほとんど関係ないけど)

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上記2枚と比較されがちなカード。このカード自身はスペルブーストを進めることができないこと、マナリアフォロワーを持ってくることができないことなどがデメリットとして挙げられますが序盤に攻め込んでくるロイヤルなどに対して2/1/2のフォロワーを置くことで序盤の被害を大きく軽減することができることが優位点でしょう。

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枠に困ったら突如現れる便利な除去枠。ただウインドブラストや握撃といった強力な除去を有するウィッチにおいては手放しに便利な除去というほど便利ではなく、またエンハンス6が非常に邪魔で手放しで入れたいカードではないと思っています。とはいえ虚数物体やヴィーラを処理できるカードでもあり当然採用候補に入ってきます。

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2/2/2枠。マナリアであることを優先するか、その上でうまくいけば無償でマナリアスペルを入手するカードか、エンハンスで確実にマナリアスペルを入手するか、それともマナリアブーストは諦めてスペルブーストしつつ2/2/2を展開することを選ぶのか、など三者三様のカードです。結論から言えば現状僕はこれらのカードは全て不採用にしています。マナリア2種はオーウェンのサーチでこれらのカードをサーチしたらあまりにもパワーが低い点を気にしているから、ゴーレムの錬成はスペルウィッチは2/2/2を出して喜ぶデッキではない、と考えているからです。先に述べたとおり、マナリアウィッチは「序盤に手札を整えて、中盤にドロシー展開をし盤面を逆転、加えてW特有の強力な除去によって盤面の再逆転を許さず、そのまま10tに大魔法で決着をつける。」デッキです。序盤は多少テンポロスしてでも、未来視などを展開し確実に手札のカードのバリューを上げることを優先するべきだと考えています。以上の点からこれらのカードは不採用になりました。

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3/3/3とスタッツに優位性があり、またファンファーレでスペルブーストを進めつつ進化時に強力な除去を手札に加えるカードです。以前の記事で僕はこのカードをボロクソ言ってるんですけど、弱いってほど弱くはなかったです、すみません... 中盤の逆転に寄与することもあり悪いカードではないと思います。ただこのカードはマナリアカードではない点、3ppである点、スペルブーストができないシーンもある点など加味して腐ることも少なくないと思います。

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事前評価で死ぬほど低い評価をしていたカードその2です。このカードも想像の数倍強かったです...。マナリアカウントを確定で2進めてくれる点、また確定で防陣を加えてくれる点が優秀であり、また暇になりがちな奇数ターン、特に3tのコストを埋めてくれることが評価点で、オーウェンのサーチに引っかかる点を加味しても十分強いカードでした。ただし、ミラ・アンを引けないと勝てないのは変わらずであるため、ピン、あるいは2枚の採用に落ち着きそうです。

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このカードは逆に、事前評価に対して想像していたよりは機能しなさそうと感じたカードでした。そもそも本体が4ppと重めであること、またトークンとして手札に加える才能の開花も4ppとかなり重いこと、大魔法を9ppにするためには要求値があまりに高いことなど、ミラーマッチにおいて機能を期待していましたが実際は使用に堪えるものではなかったと思っています。早いデッキも環境に増えてきた中で4ppを使ってまで採用する価値のあるカードとは判断し難く、現状は採用なしとしています。

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0ppのアルベールと形容されることもあるこのカードですが、0ppにならなくても2,3pp程度までは容易に下がるため、大魔法だけでは足りない打点を補ってくれるカードです。ミラーにおいて後攻不利を改善しているカードと言われることもありますが、先攻も同じカードを持っていて結局おじゃんやないか!ってなるので単純にスペルウィッチ部分のパワーカードの一つだと考えるのがいい、と思っています。ただ元のコストが9ppとかなり重く、事故要因になり得るので2枚の採用が好みです。

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前環境のギガントキマイラウィッチから見かけるカードですが、今期も強く使えるときはかなり強いです。しかし、中盤から終盤に引いたら弱いこと、序盤はマナリアカードを優先したいためキープできない点などが向かい風で採用が敬遠されることが多くなっています。そもそも露骨なランダム要素が嫌いって話もありますけど。とは言えミラーの後攻で機能すると非常に強いカードでもあり、Tier1がマナリアの環境である以上ミラーを想定して採用も検討し続けなくてはいけないと思います。

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一番わかりやすい使い方は、「ミラーマッチの後攻で9tに置いて大魔法を1t遅延して勝つ」です。が、そうなる前に相手の盤面には大量のマナリアフォロワーが残っていることが多く、結局盤面に顔を詰められて負ける、なんてケースも少なくないのが実情ではあります。しかし後攻4tに進化権込みで最低限の2面処理を有していることもあり採用を検討するレベルではあると考えます。

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単純に3コスト4点除去として使うパターンや、狂信者にくっつけて7点の打点として使うこともありうまく使えると気持ちいいカードです。また盤面に残ったミラ進化にくっつけて9点通したりすることもできます。しかし3コスト4点除去がウィッチというクラスにおいて別に強くない点、3コスト払っているのにマナリアブーストが進まない点など嬉しくないこともそこそこ多く、枚数は減っていきそうです。

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3コスト4点除去なら、飢餓の輝きよりこっちのがドローもくっつくしよくない?という発想で検討したカードです。ちょっとした握撃としても使えるカードですがこれも結局3ppも使うのにマナリアじゃない、っていうのがネックなカード。とは言えドラゴンのサイズが大きいフォロワーを処理できたり役に立つシーンも少なくないため採用の余地があるカードではあると思います。


長々と書きましたが、これらのカードの中から役割を意識して好みで選ぶのが良いでしょう。また確定枠のカードで、枚数を減らしているカードを増やすのもありだと思います。

マリガン

さて、スペル軸マナリアウィッチのマリガンはかなり人によって意見が別れるところだと思いますが僕の認識をまとめようと思います。ただ、対面や先後で当然細かい差異はあるのである程度雑にまとめます。

そもそもこのデッキはスペル軸の"マナリアウィッチ"です。マナリアのバリューを高くみて、バリューの高いマナリアカードを叩きつけて勝つことが大切です。これがそもそものマリガンの基本思想です。

  • マナリアの知識

マナリアカードのバリューを死ぬほど高くしてくれるカード。全対面無条件でキープ対象としていいと思います。2枚目キープはかなり怪しいがハンドと相談してキープを検討してもいいと思います。

  • 知恵の光

先攻後攻問わず基本的にはキープします。1tでこのカードを打つとデッキが実質39枚からスタートするのでマナリアカードにたどり着きやすくなりますよね、ってお話でもあります。また序盤に手札に来たスペブカードを使いやすくしてくれるカードでもあり、多少の事故緩和にもなってくれる点も良いですね。


追記 2019/01/05(23:50)

ちょっとTwitter上でいろんな意見が見られたので追記しておきます。マナリアカードに到達しやすくするために1tに知恵を打つ、というのはどうやら確率的には間違っているかもしれないとのこと(ただし、僕が検証したわけでもなくいくつかそういうツイートを見ただけなのでそれが正しいのかは知りません)。ただ何れにしても僕は先後問わず知恵は1tに打ちたいカードです。 繰り返しになりますが、このデッキはマナリアデッキで、スペルウィッチではありません。スペルウィッチは知恵の光を後半に打つとたくさんのカードに対してスペルブーストをかけることができるので出来るインチキの幅がかなり大きくなります。対してこのデッキはマナリアウィッチ。スペルブーストを進めるよりも、マナリアブーストを進めないと絶対に勝てません。中盤は手札に増えてきたマナリアカードを連打し、その過程でスペルブーストが比較的自然に進んでいくデッキだと思っています。知恵の光にコストを使うことができるタイミングがいつくるのかはかなり先か、余裕がある時になってしまう。おまけにスペルブーストの恩恵はさほど大きくないことも少なくありません。それであれば、絶対にタイミングがある1tに打つことで確実に知恵の光を消化してしまいたい、という発想でした。

ただ、真実の宣告をはじめとしたスペルブーストの要求が大きいカードを積んでいるデッキなどではマリガンが変化することも理解できます。これは違うだろ、何言ってんだコイツという方はぜひツイートやブログでご意見を聞かせていただきたいと思います!歯切れが悪いかもしれませんが、こんなもんで勘弁してくださいorz


  • 運命の導き

強いカードであることに間違いありませんが、初手キープはかなり慎重にならなくてはいけません。なぜならこのデッキはスペルウィッチではなくスペル軸の"マナリアデッキ"だから。マナリアデッキは回れば手札が膨張しまくって手札を増やすカードは使いにくくなります。いや膨張する前に手札を整えるために導きはキープやろ、というのもわかります。序盤に細かいスペルを重ねて無理なく打てる状況が見えるのであればキープも視野ですが、それよりもミラ、オーウェンを探しに行ってドロシー展開を狙った方がいいと個人的には思っているため、初手キープについてはかなり懐疑的にかかった方がいいです。例えば、対面ロイヤルこちら後攻の時に、知識、オーウェン、導きといった手札が与えられた場合、僕は導きは返します。マナリアカードのバリューを高く使うことを第一に考えることが大切だと思います。

最強カードなのでキープしてください。

  • ミラ

宇宙を感じるカードなのでキープです。

  • 未来視の魔女

導き同様、かなりキープにはシビアになりたいカードです。しかし対面がロイヤルである場合などは2/1/2が採用している理由であるためにキープすることもあるでしょう。

  • アン

返しましょう。9コストが下がるのはかなり要求値が高く、手札にマナリアカードが増えてきた頃に後から引いてきてコストを下げていきたいカードです。

  • グレア

基本的には返したいですが、先後、対面を考慮しつつキープするか検討しましょう。序盤は手札が増えるカードを優先してキープしたいですね。

  • マジックミサイル

手札が膨らむカードをキープしたいと言ってはみたものの、マジックミサイルもキープしたいカードではありません。2/1/2が手札にあるケースや、対面次第で検討はしてもいいですがほとんどの場合返していいカードだと思います。

  • ノヴァフレア

基本キープしません。それよりもしっかり序盤はドロシー展開の準備のため、マナリアカードを増やせるようにした方が大概うまくいきます。

  • (真実の宣告)

キープしません。このデッキはスペルウィッチではなく、スペル"マナリア"ウィッチです。


かなり雑に書きましたが、もしこれはどうなんですか?とかあれば僕のTwitterにDMやリプを送っていただければ一緒に考えましょう!

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おわりに

スペルマナリアウィッチは前環境から世界大会をきっかけに多くの人が強さに気づいて回していたと思いますが、今期も引き続きのパワーデッキで現状ドラゴンをも凌いでTier1に君臨しているデッキだと思います。しかしデッキの形も変わって違うデッキになったと言っても過言ではありません。ミラーマッチは正直相当不毛なゲームですが、そうはいってもランクマッチレベルの相手であれば後手でも5~6割は取れると思います。しっかり手札にマナリアカードを溜め込み、打点を意識してゲームをしましょう!またスペル軸ではない純マナリアもありますが、そちらとは構築だけではなくマリガンやプランも大きく変わってくると思うので、別物として認識してくださいね。 要求エーテル量も少なく初心者の方にも作りやすいデッキ...ではありますが、プレイングには癖もあって難しいデッキだと思います。レートもいつから始まるかわかりませんが、Bo3もそろそろ気合い入れていかないといけない頃合い。ミラー含めてどんなリーダーや構築が流行るのか今から楽しみです!では。